蔵王町の伝説 (ざおうまちのでんせつ)

ウナギとカニの争い うなぎとかにのあらそい

昔、蔵王町にある三階滝には大きいカニが棲んでいました。体が大きいため、自分の滝だけでは狭くなってきたので、隣りの不動滝を自分のものにできないかと考えました。ところが、不動滝には大きいウナギが棲んでおりました。カニはウナギに不動滝をかけて腕くらべをやろうと戦いを申し込みました。戦いの末、カニはウナギの体を3つにちょんぎってしまいました。ウナギの尾っぽは遠刈田温泉へ飛ばされました。こんなことから、遠刈田温泉は腰の痛みや子どもに恵まれる温泉になったということです。
むかし、ざおうまちにあるさんかいたきにはおおきいかにがすんでいました。からだがおおきいため、じぶんのたきだけではせまくなってきたので、となりのふどうたきをじぶんのものにできないかとかんがえました。ところが、ふどうたきにはおおきいうなぎがすんでおりました。かにはうなぎにふどうたきをかけてうでくらべをやろうとたたかいをもうしこみました。たたかいのすえ、かにはうなぎのからだを3つにちょんぎってしまいました。うなぎのおっぽはとおがったおんせんへとばされました。こんなことから、とおがったおんせんはこしのいたみやこどもにめぐまれるおんせんになったということです。

 

 

 

根返しの桜 ねがえしのさくら

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昔、源頼朝(みなもとのよりとも)軍が戦いに行く途中、今の蔵王町を通りました。荷物は牛に背負わせていたのですが、牛が力尽きてしまい、そこで倒れて死んでしまいました。兵士は死んだ牛を葬り、その上に山桜を植えて供養したという伝説がある桜です。
むかし、みなもとのよりともぐんがたたかいにいくとちゅう、いまのざおうまちをとおりました。にもつはうしにせおわせていたのですが、うしがちからつきてしまい、そこでたおれてしんでしまいました。へいしはしんだうしをほうむり、そのうえにやまざくらをうえてくようしたというでんせつがあるさくさです。