樹氷めぐりに行ってきました その3

樹氷めぐり120210-17(樹氷原4)

 
筆者が参加した樹氷めぐり の様子(2月10日参加)をお送りしています。

第1回:http://www.zao-machi.com/12641
第2回:http://www.zao-machi.com/12651
さて、蔵王エコーラインに合流し、樹氷原手前まで来ました。
 

樹氷めぐり120210-24(大黒天)

 

 

 

 

 

これは、夏場に御釜(刈田岳)まで行くことができる登山道がある大黒天

 

路線バスのバス停もあるのですが、埋もれています。

 樹氷めぐり120210-13(井戸沢付近)

 

 

 

 

 

 

 この辺は、紅葉シーズンになると我々がよく状況を撮影する刈田峠付近。

 

エコーライン上でもかなり積雪が多い地点で、約7mくらいにもなります。

春のエコーライン開通(今年は4月27日(金)11:00~の予定)後は、5月後半くらいまで雪の壁が見れます

 

さて、樹氷原に到着。雪上車を降りてみれば、

樹氷めぐり120210-14

 

 

 

 

 

 

 

このように樹氷がありました。

 

あまり天気が良くはないですが、昨年は見られなかったので喜びもひとしお。 
 

樹氷めぐり120210-15(樹氷原2)

 

 

 

 

 

 
樹氷原では10~15分くらい降車して見学します。

樹氷めぐり120210-16(樹氷原3)

 

 

 

 

 

 
このように間近で見ることができます。これは宮城蔵王だけでしかできないこと。

樹氷めぐり120210-17(樹氷原4)

このように樹氷をバックに記念撮影もできます。
 

樹氷めぐり120210-18(樹氷)

間近で見ると、「エビの尻尾」と呼ばれる状態が見られます。

 

そもそも樹氷ができる要因ですが、
1、アオモリトドマツが自生している
2、雪が降らないとダメ
3、雪が降りすぎてもダメ
4、冬型(西高東低)の気圧配置で強い西風が吹く
5、山の西斜面

という複合的要因に因ります。

日本海側から来る湿った空気が蔵王の西斜面に吹きつけて上昇気流となり、水蒸気が雲粒となります。
この時の雪雲には凝結核が少ないため、含まれる蒸気は0℃以下でも凍らない過冷却水滴となって雪と混じり合った状態をつくっています。
この過冷却水滴がアオモリトドマツの葉に衝突すると、一瞬にして氷になります。 

 

簡単に言うと、この繰り返しで樹氷は成長します。
先ほどの「エビの尻尾」は、風に向かって成長した姿。
さらに雪片がエビの尻尾にぶつかると雲粒が雪片を閉じ込める働きをし、大きく樹氷が成長します。

この条件がすべて重なるちょうどいい位置にあるのが、蔵王連峰なのです。 

 

一般的に山形県側にできる樹氷は、もこもことした感じがあり、女性的と言われます。
対して、宮城県側にできる樹氷は、ごつごつとした感じで、男性的と言われます。

 

 樹氷めぐり120210-19(樹氷2)
このように人が入れるくらいのスペースがあったので、

 

樹氷めぐり120210-20(樹氷3)

入ってみました。この枝がアオモリトドマツ。

 

晴天ではなかったので、多少残念なところもありましたが、なかなか貴重な体験ができました。

 

ところで、

樹氷めぐり120210-22(スノーシュー)

当協会で所有しているスノーシューを持参してこの樹氷原で履いてみました。

 

これだとあまり沈み込まずに歩けます。

 

すみかわスノーパークでは、このスノーシューを使ったトレッキングツアーが行われています。樹氷原を歩くものもあるので、ご興味ありましたらどうぞ。

 

また、3月25日にすみかわスノーパークで体験会的位置づけのスノーシュートレッキングを行いますので、よろしければどうぞ!(筆者が担当なものでw)

 

さて、多少名残惜しいですが、樹氷原を去ります。

樹氷めぐり120210-23(帰り)

来た道を引き返します。

樹氷めぐり120210-25(帰着)

そうしてまたゲレンデハウス前に戻ってきました。

 

この後、遠刈田温泉までバスに乗って帰りました。

 

ざっと所要時間は4時間30分ほどかかりますが、なかなか楽しい行程です。2月下旬から少しずつ小さくはなっていきますが、まだまだ楽しめると思いますよ。

基本情報

みやぎ蔵王の樹氷めぐり

日時/平成23年12月17日(土)~平成24年3月18日(日)
運行時間/平日  11:00~13:00
       土日祝 11:00~13:00、13:00~15:00 
※臨時便の設定がある日もあります。空席状況については、こちらをご参照ください

場所/みやぎ蔵王スキー場すみかわスノーパーク 発着

代金/おとな4,700円、子ども(小学生以下)3,800円
     (座席を必要としない2歳以下の幼児は無料)

問合せ/みやぎ蔵王スキー場すみかわスノーパーク 
(樹氷号乗車も含めた予約専用ダイヤル) 0224-85-3055 ※必ず予約が必要です!
 (受付時間)9時~16時
※乗車希望日の1か月前より電話予約が可能です。
※遠刈田温泉の提携宿泊施設をご利用の場合、宿泊申込時に予約可能です。