友好の真田の郷めぐり

上田からの方々に説明中1

蔵王町のキャッチコピーのひとつに、「蔵王町は、真田幸村ゆかりの郷」というものがあります。

 

長野県での上田合戦や大阪府での大坂の陣の印象が強い、真田幸村と蔵王町が何の関係が?

 

と、のぼり旗をご覧になった方から質問をよく受けます。

 

簡単に言いますと、

 

1615年、豊臣軍にいた真田幸村は死を予期したのか、息子・大八、娘・阿梅らを何故か、徳川軍にいた伊達政宗に預けます。

 

大八・阿梅らは伊達家の家臣、片倉家に預けられ、その後、大八は名前を変えて仙台藩の家臣として仕えました。

 

そして、領地として「矢附」・「曲竹」という地区を拝領しました。

 

この矢附・曲竹という地区が現在あるのが、この蔵王町。
そして、その子孫の血は今も続いているのです。

 

ざっくり言えばそんなお話。

 

「仙台真田氏」に関連したイベントの開催も今までありました。

 

そんな「真田」の縁から、なんと幸村のふるさと・長野県上田市で真田幸村をNHK大河ドラマ化につなげよう!と活動されている方との交流が生まれ、署名活動に協力し、市長さんとわが方の町長が面会するなどのこともありました。

 

そのことが、東日本大震災後、上田市がイの一番で物資等を支援してくれたこと などに繋がっています。

※改めまして、その節は本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

 

で、前置きが長いですが、NHK大河化に向けて署名活動をされていたのですが、その署名数が目標としていた666,666人(真田の”六文銭”にちなんだ数)を超えたこと、

 

そして、蔵王町がそれにかなり貢献していただいたことへの御礼をしたい

 

 

ということで、上田市から「NHK大河ドラマ 日本一の兵真田幸村公 放映の実現を願う会」の方々が来町されました。

 

 

その際に、町内の仙台真田氏ゆかりのスポットをご案内しました。

仙台真田氏 矢附の説明看板

 

 

 

 

 

まずは、矢附地区の共同墓地下にある、仙台真田氏の説明看板。

 
わかりやすくまとめらています。

上田からの方々に説明中1 

上田から来られた方々にご挨拶中。

現在、718,308人(2月23現在)の署名が集まったそうですが、全国7番目に多い県が宮城県(25,880人)。

 

そのうちの約6割が、実は蔵王町から集まったものなのだそうです

 

うーん、いいことしたような気になりますね(笑)。

 

ご協力いただいたみなさん、ありがとうございます(現在も継続中ですが)。

 

さて、スポットの方ですが、

 真田幸清 筆子塚

 

 

 

 

 

 

まずは、このような石碑群。

真田幸清 筆子塚 説明板

江戸時代末期~明治初期を生きた真田幸清に関わる筆子塚(供養塔)。

仙台真田氏の分家から本家の養子となった幸清は、この矢附に「真田塾」という私塾を開き、門弟へ指導していました。

この碑には、「左衛門佐幸村十世」と刻まれ、大八の時代からひた隠していた「真田の血筋である」ことを大っぴらにすることがようやくできたのです。

上田からの方々に説明中2

そのことなどを説明中。
その近くには、

真田豊治墓碑

幸清の甥にあたる真田豊治の墓碑が。

真田豊治墓碑 説明板

 

 

 

幕末から明治初期の仙台真田家分家の当主だった豊治は、現在の宮城県栗原市金成の代官所で役人をしており、民衆からの信頼も厚かったそうです。

 

その後、宮村の小学校(現在の蔵王町立宮小学校)で教員を勤めました。

 

この豊治の娘・とつが、矢附の平間長治という人物と結婚し、その血筋が矢附・曲竹につながっています。

※事実、この辺は「平間」姓の人が本当にたくさんいます。

 

上田からの方々に説明中3(真田豊治墓碑)

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを説明中。

鉾附神社

 

 

 

 

 

 

 

そして、仙台真田氏とは関係ないのですが、もうひとつ面白い史跡がこの地区に。

鉾附神社 説明板

 

 

 

 

 

 

 

奥州を支配していた豪族・安倍氏と平安朝廷の戦い・前九年の役(1051~1060)の際、武勇の誉れ高い朝廷側の武将・源義家は、現在の白石市小原温泉辺りから矢を射たところ、なんと15km近くはあるこの地まで矢が飛び、そして突き刺さった。

 

そのことから、弓矢の矢が附いたので「鉾附神社」という社を作り、義家を祀った。

 

そして、この地区は「矢が附いた所」ということで、「矢附」と呼ばれるようになり、現在に至るわけです。

上田からの方々に説明中4(鉾附神社)

 

 

 

 

 

 

そんなことが書かれた看板をご覧になっている光景。

 

ざっくりとこんな形で、大八・阿梅のお墓のある白石市よりは微妙(?)な史跡かもしれませんが、比較的まとまった距離に興味深い史跡があります。

 

郷土に伝わる英雄達の血筋を感じながら歩いてみるのもいいかもしれません。
この3つの史跡に関しては、ご自由にご覧いただけます。
そのうち、散策コースとしても(別ページですが)ご紹介しますので、ご興味あれば歩いてみてください。

最後に、わざわざ上田からお越しいただいてありがとうございました。
今後もゆかりの地同士交流していければ・・・と思います。

参考ホームページ
蔵王町内の仙台真田氏関連のこと 

 

真田の郷・蔵王町―PR活動公式ホームページ

お問合せ先/蔵王町教育委員会 文化財保護係 TEL 0224-33-3008

上田市側の動き・大河ドラマ化のこと

NHK大河ドラマ 日本一の兵 真田幸村公 放映の実現を願う会

お問合せ先/NHK大河ドラマ 日本一の兵 真田幸村公 放映の実現を願う会 事務局(上田商工会議所内)

TEL 0268-22-4500