兵糧館跡

兵糧舘1
蔵王町は自然だけでなく、歴史に関するスポットも実は豊富。

その一つ、蔵王町小村崎地区にある史跡公園、それが兵糧館跡。

もともと、蔵王町北東部の低地(円田盆地)は、昔から稲作が盛んで暮らしやすい土地だったようです。

そんな土地を狙う敵は多かったようで、この兵糧館跡は、
盆地北部の防衛拠点として室町時代から戦国時代に築かれた砦の遺構と考えられています。

この兵糧館、いくつかの伝説が伝わっています。

① たびたび兵糧館から紫色の雲が立ち昇ったことから、村名を小紫村(こむらさきむら)と付けた。
   その後、それが変化して、小村崎村と書くようになった。

② 昔、兵糧館にお姫様が暮らしていた。戦になって館が攻め落とされたとき、
   お姫様は、大事にしていた金の猫の置物を抱いて、井戸に身を投げた。
   後に攻め手の者がその井戸を探したが、ついに金の猫を見つけることはできなかった。

兵糧館跡は現在、地元住民の協力を得て、簡易ながらも史跡公園となっています。
土塁や堀切などがよく残り、砦の構造がどのようなものだったのか知ることができます。

兵糧舘2

眺望も盆地一円を望むことができます。
整備も行き届いていますので、ピクニック気分でも大丈夫。

昔に思いを馳せながら、登ってみると面白いかもしれません。

基本情報

兵糧館跡

住所/宮城県刈田郡蔵王町大字小村崎字鹿野・字大久保