鬼子坂の桜

鬼子坂の桜

4/18に町内の宮・平沢地区を町内の有志の方たちと周りました。

 その模様:http://www.zao-machi.com/3321

 

その際に見学した所を不定期ではありますが、ご紹介しております。

前回:http://www.zao-machi.com/4124

 

円田から平沢に通じる県道脇には、「鬼子坂の桜」と呼ばれるエドヒガンの古木があります。樹齢約300年、樹高約11m、幹回りは約1.7mあります。

 

この木にも逸話があります。

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『昔、侍がこの地で6人の村人を切り殺し、その弔いに6本の山桜の苗木を植えました。

そのうち1本は枯れたが、残り5本は大木に育った。

村人たちは、この桜を伐ると祟りに遭うとして大切に守った」

という伝説が残っています。

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地元では種まき桜として現在も親しまれています。
その伝説と、かつては道もやや急な坂道になっていたので、『鬼子坂』と呼ばれていました。

さらにまた逸話が実はありまして。

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1970年代の道路改修工事の際に保存に努めたのですが、結果的には株立ちの幹も2本をのぞいて腐朽し、倒れてしまいました。

 

そしていつしか伝説の桜であることも忘れ去られ、
2002年、県道の歩道改修工事に伴い一旦はこの木も伐採されることが決まりました。

しかし、蔵王町の教育委員会によって伝説の残る古木であることが指摘され、
マスコミ等にも取り上げられるに及んで、県・町・周辺住民の間で協議が持たれ、
原計画を変更してこの木を保存することとなりました。

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そうして現在の姿となり、地域のシンボルとして手あつく保護されているのです。

 

となかなかに逸話に富んだこの桜。

 

訪れた時期はまだつぼみ段階でしたが、満開になると大変美しく咲き誇ります。

 

問い合わせ

蔵王町教育委員会 教育総務課  TEL 0224-33-3008

アクセス

ミヤコーバス「北境」バス停下車、徒歩1分