平泉世界遺産登録記念! 奥州藤原氏ゆかりの地が蔵王にも! その4

根無藤

 

 

 

 

 

 

岩手県の平泉が世界文化遺産に登録されたのを記念(便乗?)して、蔵王町内にある奥州藤原氏ゆかりのスポットをご紹介しています。

※第3回目はこちら:http://www.zao-machi.com/9682

 

今回は、蔵王町内円田地区にある一戦場・根無藤をご紹介します。

 

源氏と奥州藤原氏が戦った文治の役(1189年)で、藤原氏は厚保樫山防塁(あつかしやまぼうるい)の後方において幾重もの防衛線を築きました。
奥羽山脈南端部における、陸奥・出羽を結ぶ重要な道だった羽前街道沿線も、永野から四方坂に至る丘陵上に防衛線が築かれました。

藤原氏の当主・泰衡は、この地の根無藤近辺に城郭を築き、配下の金十郎(きんのじゅうろう?)・勾当八(まがのとうはち?)・赤田次郎(あかたのじろう)らを大将軍として鎌倉軍を迎え撃ちました。

 

戦は熾烈を極め、根無藤と四方坂との間で攻防七度に及ぶ大激戦が繰り広げられるも、鎌倉軍の武将 三沢安藤四郎の兵略が功を奏して藤原軍は敗退、金十郎は討死、勾当八・赤田次郎以下30人が捕虜となって終結しました。後世、この激戦のあった地は「一戦場」と呼ばれるようになりました。

 

 なお、一戦場には「首塚」と呼ばれる塚があり、「根無藤」とともに奥州前九年の役にまつわる伝説が残されています。

 

※この文章は、蔵王町教育委員会 教育総務課 文化財保護係の許可を得て、同課のホームページ「どきたんドットコム」内の文章を要約しております。

 

基本情報


一戦場・根無藤

住所:蔵王町大字円田字一戦場・字根無藤
(個人所有地なので、路上からの見学のみできます。また、川崎町方面に抜ける旧羽前街道は7/18現在通り抜けができません)